更新 2020-06-07
2020-02-26
こんにちは!
Elmoumeです。
今日もブログを書きながら、ラジオを聴いているとまたまた、気になる話題。
『損しない転職、得する転職』とは?という内容でした。
4月の年度替わりやGW明けのタイミング、コロナの影響を受け、今、転職活動を進めている方も多いと思います。
移籍先の検討を進めている人は、最終意思決定はの前に立ち止まって考えてほしいです。
転職で失敗しない、成功するにはどうしたらいいのか?
経営幹部層に特化した、人材紹介コンサルティングサービスを行う、経営者JPの代表 井上 和幸さんからお話を伺いながら、転職に迷っている方への判断材料としてお伝えします。
※会議での発言力を身に付けるには、こちら ↓
・転職を今、まさに決めようとしている方
・転職の意思はあるが、判断に迷っている方
失敗しない転職、会社の選び方の現在地
転職の現状
現状、そもそも転職する人ってどのくらいなのでしょうか?
増えているのか、減っているのか?
日本では、年間だいたい、300万人が転職していて、労働人口が約6500万人とすると率にして5%くらいになります。
実は、これが最近、2ケタで増えてきていてそうそうに400万人に数年後なる可能性がある。
年齢層は?
転職は、若い人が多い状況は変わらないのですが、ここ5年くらい特に多いのは、ミドル・シニアの40~50代の方の転職が増えてきているようです。
特に顕著で驚くのは、年率で40%ずつくらい増えている状況になっています。
これは、私(Elmo)がいる会社でも実感するところがあります。
この層はどの会社でも中核として、働いてもらわなければいけない人材を流出してしまってます。
給与を含めた待遇や扱いがよくない理由があると考えます。
CSを満足させる前にESを満足させられない組織は、全体のモチベーションも上がりにくいです。
ミドルシニアの転職が増えてきている背景
2つあるとのことです。
35歳定年説のこだわりが薄れてきたこと
ひとつ目は、昔、35歳定年説とか言っている職種があり、年齢が若手から中堅くらいまでは、中途でも取るが、それより上の人はあまり企業も積極的にとらない状態で採用枠がなく、転職がそもそもできなかった。
若々しいミドルシニア世代
2つ目が、最近人生100年というなかで世代が若くなってきている。
昔の世代の60歳代と今は違い、今の50歳代は、昔の40歳前後、30歳代後半の雰囲気で、井上さんさんも仕事柄、面接で60歳代の方にお会いしても、とても元気で活動的な方が多く見受けられるようです。
10歳くらいは、若い印象で、日本人の平均年齢が44歳くらいだから、昔の35歳くらいの雰囲気が10歳くらいあがっていて、今だと45歳くらいのイメージに思えます。
井上さんの会社も幹部職の所の転職の支援をしているなかで、30歳代というと、昔は、そこそこいい年齢と思っていたのが、今の30代は若い印象です。
ジャニーズ嵐の皆さんも今、30歳代後半でアイドルも若々しく見える印象があったり、サザエさんの波平さんや舟さんも、高齢に見えて54歳の設定だし、ひと昔前は、仕事もキャリアの終わりの時期であったが、今はまったく状況が異なっています。(山口智子さんも54歳)
非常に世代感も若返っているし、雇用口も広がりながら、世代もあがっているので4~50歳代の方が動きやすくなっている状況に変わってきています。
転職に失敗しないため考えるべきこと3つとは?
井上さんが最後、転職するときの意思決定時に、『現在、過去、未来』をチェックしてみて下さいというのをよく話されているとのことです。
『現在』
現在というのは、結局、転職先でしっかり自分で楽しんで仕事が出来そうかどうか?ということが大事です。
私自身も会社に継続して働いていられるのは、ある意味楽しんで出来ていることが大切なことなんだと改めて感じました。
『過去』
過去というのは、転職するときに思い返してほしい事、転職するときは、失敗してしまったり、うまくいかなかったりがあるから、違うところに行こうと考えているはずです。
それを転職先で繰り返さないようにしましょう。
たとえば、人間関係で以前良くなかった場合は、行った先でうまくいきそうなのかどうか、仕事がなじめなかったのであれば、なじめそうな仕事を本当に選べているのか?通勤問題などで障害になったのであれば、解決ができているのかなど。
あたりまえのようなんですけど、転職するときに失敗を繰り返さないようなことをクリアできるのかをしっかり、チェックする必要があります。
『未来』
意外と大事なのが未来なんです。
次の仕事に就くのは大事なのですが、目の前のことだけをやるだけでなく、将来的に夢をもって働くことができるのか?
未来の可能性を感じるように職場や仕事なのかどうかを考えて欲しいです。
仕事をがそこにあったからではなく、受かったから行くとか給与が高いからなど目先のことも大切です。
でも、自分にとって興味が薄い仕事を選んでしまうと、また、失敗する人が多いのでやりがいや夢をもてるかどうかを大事にしてもらいたいです。
転職を成功させる3つの円
3つの円は、できること・やりたいこと・もとめられること
人材業界でよく言われていること、できること、やりたいこと、もとめられること、WILL、CAN、MUSTがあります。
自分ができること、自分でやりたいこと、会社・企業から自分にもとめられることが3つの円です。
井上さんはリクルートのご出身でリクルートでは、WILL、CAN、MUSTを人事の効果に使っていて、しっかり落とし込んで働きなさいというのを実行していました。
3つの円をオリンピックのマークみたいに重ねて描いて、その3つがすべて重なるのが理想的だが、なかなかそうにはならないのが現実で、その重なりが大きければ幸せになります。
できること・やりたいこと・もとめられることをどう考えればいいのか?
やりたくないことをやり続けるのは、良くないことだから、やりがいを持てることをやりたいと思えるのか、いくら自分がやりたくても会社から求められなければ、成果として評価されないことになってしまいます。
だから、一番幸せに働ける状態とは、この3つの重なりが大きい事になるので、これまでに経験した仕事を生かせて、その企業が求める業務・仕事にリンクできるような転職がベターだと考えます。
よくピポットするという言い方をしますが、バスケとかで軸足を置いてくるっと回る動作、これが転職の時に有効になります。
軸足がこれまでの経験で出来ることで、やりたいことがずれてきた、ここでやることは終わったと思ったら、反対の足でピポットして、違う方面に進めば仕事面の成長につながります。
注意したいのは、両足をずらすと1からのスタートになってしまうので軸足はずらさない事がいいです。
これまでの話は、30歳代半ば以降の話で、20歳代の時期は、経験を積むことが大事なので違うことをやってみたほうが、のちのちの成長にもつながります。
20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20’s
転職活動を前向きに検討している人に井上さんよりアドバイス
転職は、自分の節目がきたり、その時の事情などでいつでもしていいと思います。
けれど、人生で節目は大事なので新しい年を向かえる、春などの季節の変わり目、年度の始まり、会社も組織改編や新卒入社、異動による人の入れ替わりなど節目を考えたうえで実行したほうがいいです。
ちょうど3月、4月は、新しい年度が始まる時期に転職をしようと思う人が多いと思いますが、すごくいい事だと感じます。
特に春は、気分も上がりますし、節目感がある所で動くというのは、よいことですが、前段の『現在、過去、未来』で自分のいい選択ができているかどうか?
3つの円がある程度以上成り立っているかどうか?を確認してもらえれば、次の転職先でハッピーで次の新しい年を迎えることができると思います。
40代、50代でもまだ転職できる、自分のモチベーションが何なのか?これを理解して転職に動く事が大事です。
・転職には、3つの円の重なりが幸せを呼ぶ
転職を真剣に考えている皆様が、その先でうまくいくことを願っています。
悔いのない選択をして、転職先でハッピーになれますように!
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