すごく簡単にできる!ワンコのマッサージ、すれば飼い主もリラックス効果あり!

ペット

2019年10月20日

いつもうちのワンコには、ルーティンがあります。

散歩、食事が終わると、背中を向けて近くに座ってくるんです。



その理由は、マッサージの催促なんです。


最初は、やり方も分からず、全身を軽くなでたり、自分が凝っていると思う個所をもみほぐす感じでした。


何回か繰り返すと、心地よいみたいで、愛犬のほうから、催促・すり寄ってくるようになりました。


間違ったやり方だと怪我の恐れがあるので、マッサージについて、動物病院の先生に聞きながら、全身をしてあげるようになりました。


実は、すごく簡単なんです。


人が心地良くなるんだから、ワンコもリラックス気分になるのは、容易にわかります。


でも、マッサージの効果はあるのか?
どこが気持ちいいんだろうか?

マッサージのやり方は?


今回は、飼い主が、簡単にできるワンコのマッサージとその効果についてお話しします。

この記事を読んで欲しい方

ワンコにリラックス(癒し)をあげたい。

ワンコのマッサージ、やり方を知りたい。

ワンコにマッサージする効果は?

姿勢・体の構造

ワンコの目線は人よりも低いので、いつも大好きな飼い主を見上げる姿勢になってしまいます。


何かを見る行為は、上から見下ろすよりも見上げるほうが、首、肩に負担がかかるのは、自分でもしてみるとよくわかります。


それと骨格上の話として、ワンコには、人にはある鎖骨が無いんです。


鎖骨の役割って?

Q.鎖骨とはどのような骨ですか?どんな役割がありますか?

鎖骨

鎖骨は、真上から見るとS字型をした骨で、太さも均一ではなく中央部から外側にかけて丸から三角形へと変化します。
内側の端は胸骨とつながり、外側の端は肩甲骨とつながりそれぞれ関節を構成しています。

鎖骨は肩甲骨を介して、腕を身体につなぎとめる役目をしています。そして鎖骨のもう一方の端は、前に回って胸骨につながっており、この胸骨は肋骨を介して背骨へつながります。

つまり、鎖骨は、腕、肩、胸、背骨をつなぎ合わせ、その動きを連結し、助けているという重要な役割があります。私たちが腕を自由に動かすことができるのは鎖骨のおかげです。さらに首付近にある神経や血管などの循環器系も守る役割もあります。
https://www.yurin.or.jp/emergency-department8#2019228133455
社会医療法人 有隣会 東大阪病院 HPより


この鎖骨が無い代わりに肩、前足まわりの筋肉、関節に負担がかかり、その周りの筋肉だけで前脚と胴体を支えているので、肩周辺の筋肉がこりやすいんです。

それと、ワンコは「つま先立ち」の状態で歩いているいて、前脚に全体重の約6割を肩が負担をかけけていて、体重バランスから見てもやや前目のアンバランスになっています。


さらに、散歩などで歩く、硬いアスファルトや室内のフローリング床を毎日歩いていることで肩、腰、足の関節など日常から負担がかかっています。


https://elmoume.com/keikendan-toipu-sanpo-jyuyou/
経験談あり!トイプーの散歩を始めるときの重要なこと教えます


このことから、負担がかかった場所をマッサージすることが大事になります。


また、マッサージする効果についてですが、

リラックス効果

1番は、これだと思います。

愛犬がリラックス出来ることで飼い主も癒される=リラックスできるので相乗効果が得られます。


ウチのワンコは、ご飯を食べるとすり寄ってきて、マッサージの催促をしてきて、背中や肩をモミモミすると目を細めて、舌をペロペロ出して、気持ちよさそうです。

これをしないとその場から ずーっと 動かずに座って目で訴えてきます。

飼い主とのスキンシップ

マッサージは、ワンコとの親交を深めるだけでなく、主従関係を示す意味でも必要なんです。


他人が体をなでる際に、気を許した人でないと嫌がったり、その場から逃げてしまします。


この関係にあるかないかが分かる状況は、飼い主にお腹を見せてくるかどうかも1つの目安になると思います。


信頼関係がなければ、無防備なお腹を見せることはありません。


また、足の裏(肉球)を触ることを特に嫌がるので、もし、そこを軽くモミモミできれば、信頼度がかなり高い証拠となります。

代謝を上げる効果

なでたり、もみほぐすとリンパや血流の流れを良くしてデトックスにとても効があります。


また、様々な個所を触ることで嫌がったり、痛がったりする個所がある場合は、身体の異常、病気、怪我をいち早く見つけるチェックにもなります。


人も病院で触診をしますがそれと同じことです。

飼い主もリラックスできる簡単なマッサージの方法・目安時間は?


私の場合は、以下の順番でしていきます。

全身(1分くらい)

まずは、力加減を知る上で全身を撫でるようにモミ、軽く触ります。


徐々に強くして、嫌がるようならやり過ぎなので力加減には十分注意しましょう。


全身を撫でていくとワンコの気持ちもだんだんリラックスして来ます。

肩・前足(2分くらい)

肩甲骨のあたりから脇のあたりまでを手で添えて、親指で肩甲骨廻りをゆっくりクルクル回すようにもんであげます。


肩甲骨周りのあとは、前足の付け根につながる筋肉(上腕三頭筋あたり)のところをモミモミほぐしてあげましょう。


力加減もやや軽めのイメージでワンコが嫌がらない程度としましょう。

お腹(1分くらい)

お腹を見せてくれることは、信頼の証です。


食べたものが胃腸をスムーズに通っていくイメージしながら上から下へ撫でるようにさすってあげます。


特に食べた後は、お腹が膨らんでますので、消化を助ける意味でもやさしくさすってあげてください

背中から腰(2分くらい)

肩の肩甲骨からお尻にむけて、肩のマッサージの延長から下に向けて 親指で クルクル回しながら、その他の指は、胸から肋骨、お腹部分をモミモミしながら下へ下へもみ進めます。
力を入れる必要はありません。ワンコが気持ちよさそうな力加減で進めてください。

後ろ足の付け根からお尻(2分くらい)

 
走ったり、跳ねたりするときに負担がかかり、股関節脱臼が起こりやすい場所です。


血液やリンパを流す、股関節周りの筋肉を揉みほぐすイメージでマッサージします。


足の裏(肉球)は、触られると嫌がりますが、大丈夫なようなら軽くモミモミしてあげてもいいかと思います。

頭部・耳(1分くらい)

飼い主さんの頭皮を揉むイメージで力を弱めに指の腹で回しながらマッサージしてあげます。
力はいりません。 指の腹で頭皮を撫でる感じでよいです。


また、耳は基本的に触ると嫌がるので、自分の耳たぶを軽く触る程度でつまんであげる程度でいいと思います。


それと、最近は、ワンコ専用のマッサージ器具もあります。

力の入れ具合がある程度わかるようになれば、利用するのもありだと思います。

注意点

 
目安時間帯は、愛犬の大きさ、飼い主さんができる時間帯により変わってきますので、そこは、調整する必要があります。

基本的な考え方は、人間と一緒で、体調が悪かったり、嫌がる時はやめた方がいいです。

マッサージをする際は、冷たい手よりも暖かい手でした方が良く、暖かい手は、ぬくもりも伝わります。

イメージしにくい場合は、動画を見てからされた方がいいとおもいます。

まとめ

ワンコの気持ちいいマッサージの手順は、

①全身を撫でるようにスタート

②肩~お尻~後ろ足の順に上から下へ揉み解します。

③最後に頭部を緩い力で揉みます。

④目安時間は、10分程度です。
になります。

私自身も肩こりからの前身のハリがあるので自身で揉んだりしますが、自分の気持ちいいところは、愛犬も気持ちの良い場所となのでしょうね。


あとは、力加減を考えてあげれば、リラックスするし、心地よい顔をみると飼い主も癒されます。

 
あなたも、愛犬にマッサージしてあげてください! 喜びますよ!

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