2019年8月15日
昨日、台風の影響を受けながら各地で三回戦が行われた。
一部の試合で番狂わせが起こり、天皇杯の戦い方の難しさを改めて気づかされた。
今回は、昨日の三回戦の様子と今後、浦和Redsの展望を見てみよう!
1.天皇杯概要
1-1.歴史
1-2.大会出場チーム
1-3.トーナメント戦の見どころ
2.戦評
2-1.水戸戦
2-2.浦和Redsのチーム状況
2-3.浦和Redsの今後の日程、補強について
1.天皇杯概要
1-1.歴史
ア式蹴球全国優勝競技会として1921年に第一回が開催された。
ア式とは、アソシエーションフットボールの『ア』で、当時、ラグビーフットボール、アメリカンフットボールとの区分けをするため、『ア式』と呼ばれたようです。
また、諸説ありますが、サッカー発祥といわれるイングランドでは、サッカーとラグビーがほぼ同時期に始まったため、呼び名を分けたとも言われてます。
戦争時の中止期間を経て、今年で99回大会になり、決勝は、2020年1月1日の元旦に新東京国立競技場で行われる予定です。
昨年の優勝は、我が『浦和Reds』でした。
1-2.大会出場チーム
J1(Jリーグ1部)/18チーム
J2(Jリーグ2部)/22チーム
全日本大学サッカー優勝チーム
予選を勝ち上がった各都道府県代表/47チーム
合計 88チームのトーナメントです。
1-3.トーナメント戦の見どころ
本大会は、各地域予選勝ち上がりとJリーグのチームの総当たりトーナメントで行われ、
大学のチームと社会人チームなどのアマチュアチームとJリーグのプロチームが対戦します。
実は、1発勝負ゆえに見どころがここにあります。
トーナメント序盤は、闘志むき出しでくるアマチュアチームが、リーグ戦に備え主力選手を温存したいプロチームへ挑んできます。
ここでジャイアントキリング(番狂わせ)が起こります。
アマチュアチームの勝とうとする気迫に押されて、順当にプロチームが勝ち上がれないのがこの大会の面白みでもあります。
3回戦で早くも、J1/ガンバ大阪(法政大に敗戦)、J1/FC東京(リーグ戦首位)が早くも敗退しています。
2.戦評
2-1.水戸戦
終始試合は、水戸のペースだった。浦和の中盤は押さえられ、前半はスコアレスドロー
後半もこの状況は変わらず、50分過ぎにゲームが動いた。
浦和のペナルティエリア付近で水戸にボールを回され、エリア内で相手FWにパスが出た瞬間、森脇選手が絡んでFWを倒して不可解なPKで水戸が先制。
一方、浦和は、両サイドの活性化を図るため、関根選手に交代し、実を結ぶ。
65分マルチィノス、81分関根選手が立て続けに、右サイドからペナルティエリアに仕掛けて相手DFに倒されてPK。
このPKをファブリシオが両方決めてこれが決勝点2-1。
その後、水戸の猛攻があり、セットプレーでGKも加わり、2回の決定機を向かえるもゴールをかすめて点にならずにタイムアップ。
結局、悪質なファールでもなかったPKによる3点で、なんとも後味が悪かった。
2-2.浦和Redsのチーム状況
最近の試合の入り方が良くない。必ずと言っていいほど先制されてからエンジンがかかる。
今回の試合は、ターンオーバー(主力を休めて控え組でメンバー構成)で試合の臨んでいくのは、当然だが、選手が変わると戦術まで変わってしまい、しかも機能してないところが、原因と思う。
リーグ戦他、チームが勝ちきれないで迷走しているところもそこにある。
まずは、チームの型を決めて、全員が戦術を理解して各ポジションの選手が役目を果たすような取り組み、補強をして欲しいと考える。
2-3.浦和Redsの今後の日程、補強について
今後の日程がとにかく厳しい。
週末のリーグ戦から、通常週1回の試合ペースが、ACL、ルヴァンカップと週2回のペースで続く。
体力的にもかなり厳し状況になるため、フロントには、補強を最後まであきらめずに実施してほしい。
その補強については、関根選手が復帰してくれたものの、開幕から不安視される、興梠選手と柏木選手の代わり、後継者が育ってない。
また、並行してチーム総合力の底上げとして、育成面の強化を整備しないと常勝チームとなれないのでしっかり取り組んでほしい。
朗報として、武富選手がレンタル時期前倒しで戻ってくることになった。中盤は特に疲れが溜まってきているのでバックアッパーとして頼もしい限りである。
と、偉そうに話してきたが、大きくは外れていないと考える。
僕らは、魅力があって強いRedsを望んでるので、今後に期待を込めたい!
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