2019年 9月 4日
先日、2020年カタールワールドカップアジア2次予選、対ミャンマー戦に向け、サッカー日本代表23人が発表されました。
これから約1年の本選までの戦いが始まります。
今回は、メンバー選考と予想フォーメーションについて考察します。
<目次>
1.日本代表選考メンバー
1-1.GK
1-2.DF
1-3.MF
1-4.FW
2.予想フォーメーション
2-1.過去のフォーメーション
2-2.予想フォーメンションと戦い方
3.まとめ
1.選考メンバー
1-1.GK
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)
ここは、ポジション柄、あまり変動がなく、ほぼ固定されていています。
ワールドカップ2次予選のミャンマー戦は、各下になるため、経験を積ませる意味でも若手のシュミットダニエルが起用される可能性が高いと思います。
1-2.DF
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
植田直通(サークル・ブルージュ/ベルギー)
安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)
畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
後に説明しますが、3バックと2WBの構成だと順当な選択で、冨安は、イタリアでサイドバックとして活躍していますが、ここではCBだと思います。
1-3.MF
原口元気(ハノーファー/ドイツ)
柴崎岳(デポルティーボ/スペイン)
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
堂安律(PSV/オランダ)
久保建英(マジョルカ/スペイン)
このポジションは、タレントが豊富にそろっています。ある意味、日本の攻撃のバリエーションが増えるのもこの人材のおかげです。
期待するのは、やはり、久保、中島、堂安の若い3人でうまくシンクロできれば、魅力あるワクワクする攻撃に期待が持てます。
1-4.FW
永井謙佑(FC東京)
大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)
最近の日本代表が手薄なのがこのポジション。
『半端ねぇ』の大迫依存せざる得ない。鈴木も永井も特徴がそれぞれ違うため、戦術により使い分けとなりそうです。
6月に行われたTESTマッチとコパアメリカでは、今回のメンバーとは一部異なりますが、3-4-2-1と4-2-3-1が採用されました。
これらのフォーメーションの特徴、ポイントを挙げると、
※3-4-2-1の特徴
このフォーメーションは、安定した3バックが前提で両サイドのWG(ウイングバック)の攻守の切り替えがキーになります。
これでいうと、長友、酒井のところです。
WBは、タイミングよく相手のサイドに駆け上がり、正確な中央へのクロスやカットインからのシュートが要求されるポジションです。
相手から見るとWBが攻め込んできた、裏側のスペースをいかに中盤の2人(ここでいうと守田、柴﨑)がカバーするかがポイントになります。
また、守備の際は、WBが下がり、5バックを形成してディフェンスをする形になります。
※4-2-3-1の特徴
このフォーメーションは、これまでの日本代表が慣れ親しんだ形です。
今も、この形の方が選手たちがやりやすそうに見えます。
DFのSB(サイドバック、ここでいうと杉岡、岩田)が攻撃参加し、相手のサイド付近から正確なゴール前のクロス精度が重要になります。
また、こちらもSBが上がった裏のスペースのカバーリングが必須です。
2-2.予想フォーメンションと戦い方
まずは、予選の前に親善試合パラグアイ代表との試合が控えています。
格上のチームとの対戦で希望も含め、独自の予想をしてみました。
※予想フォーメーション
フォーメーションは、今、森保監督が熟成を進めている 3-4-2-1で考えます。
GKは、権田
国際試合の更なる経験を踏ませる意味では、シュミット・ダニエルの可能性もあり。
DFは、植田、吉田、冨安
富安は、イタリア移籍後、間もないが、評価が高い。また、植田のところに畠中の可能性もあり。
MFは、久保、中島、柴﨑、板倉、長友、酒井
このタレントの組み合わせは、攻撃に関し魅力があり、ワクワクさせる布陣になります。
大迫のポストプレーや、ボールが持てる久保、中島に預ければ、何かが起こりそうな期待が高まりそうです。
FWは、大迫
今のところ、一択しかない。このところブンデスリーガでも調子がよさそうなので期待が持てます。
3.まとめ
今回、選ばれた23人から、期待を込めてフォーメンションを考えてみました。
このメンバーのお勧めの所を挙げると
・DF陣は、欧州での経験値が生きてくる
・センターラインに大迫、中島、柴﨑、吉田と軸の選手が入り、チームとして安定度が増す。
この3つの理由で、独自考察をしてみました。
まずは、親善試合のパラグアイ戦、非常に楽しみに見てみましょう!
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