病気じゃない!HSP(Highly・Sensitive・Person)の対応・対処を教えて!

仕事

2019-12-04

こんにちは!

Elmoumeです。


今日も仕事の合間にJリーグ最終節の行方?の記事のブログを打ちながら、ラジオを聞いてると、耳慣れないキーワードが聞こえてきました。


こちらも読みたい ↓
https://elmoume.com/rusantiman-syoukougun-sitto-osaeru-taisaku/
ルサンチマン症候群、嫉妬を抑える対策教えます!

 

HSP専門家・キャリアコンサルタント みさきじゅりさんに聞く、『HSP(Highly Sensitive Person)と上手に向き合うコツ』という話題でした。

『HSPってなんだろう?』

 

HSPは心理学の概念で、直訳では、すごく敏感な人になりますが、周りに気を使いすぎる人の多くは、この可能性があり、統計的には5人に1人が該当するようです。

 

みさきさんご自身も悩んでいるため、同じ気質に悩んでいる方に向けてどう向き合うべきか?

どう対処すべきか? 

についてアドバイスがありました。

 

すごく興味深い内容!

 

私自身も普段、気を回し過ぎて、へとへとになってしまう時があり、もしやと思い、ブログの手を止めて聞き入ってしましました。

 

今回は、HSPを知って、自分自身を理解したうえで、その対処法についてお伝えします。

 

【このブログを読んで欲しい人

・HSPはどういうものか?

・HSPを受け入れた時に自分自身で対応・対処する方法は?
 

病気じゃない!HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは?

普通の人より周囲の状況に敏感な人

「繊細さ」は生き残りの戦略

Elaine Aron(エレイン・アーロン)博士は、90年代の頭に世間一般では「繊細」と称される特性についての研究をはじめました。彼女は1996年にこの特性を「ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person、以下HSP)」と名付け、現在に至るまでその研究を続けてきました。Aron博士によると、実に人口の20%がHSPに当てはまります。また、それは生まれつきの特性で、人間に限らずコバエ、鳥、魚、イヌ、ネコ、馬、霊長類まで、実に100種類以上の動物にも観察できることから、生き残りの戦略の一つと考えられています。

では、HSPとはどういった特性のことなのでしょうか? シンプルに言うと、普通の人より周囲の状況に敏感な人のことです。光、臭い、音などに敏感だったり、仕事が多いと動揺しやすかったり、一人の時間が必要なタイプの人はこれに当てはまります。また子供の頃に、親や先生に「繊細」「人見知り」と言われた記憶がある人もHSPの可能性高いと言われています。Aron博士は、HSPの特性を「DOES」に対応する4つのポイントにまとめています。

・情報の処理の仕方が、普通の人より複雑(Depth of processing)
・刺激過多になりやすい(Overstimulation)
・感情的に反応しやすく、共感しやすい(Empathy and emotional responsiveness)
・普通の人が気づかないような些細なことに気づく(sensitivity to subtleties)

NIKKEI STYLE より引用

HSPの特性として周囲に敏感という点は、社会人として当然だと考えていましたし、人見知りな所も自分自身にも思い当たる所があって驚きました。

 

日常生活でも、自分に関わることそうでない事含め、割と様々な周囲の声が聞こえてしまうのも気質の1つと考えられます。

意識して聞いてなくても聞こえてきてしまう息苦しさを感じるときがあります。

 

特に「DOES」の内容については、このように考えたり、あてはまることが多く、ますます気になる所です。

我慢したり、放置しておくとどうなる?

もともと脳内に高すぎるほどのアンテナを張ってあらゆる情報を感じ取っているHSPの人にとって、複数の仕事を短時間で達成するよう要求されることはこれ以上にない負担です。パニックになってミスが増えたり、人一倍強い「頼まれごとを断ってはいけない」という思い込みで仕事を抱え込んだりしてしまうことも。

何より怖いのは、「生きづらいのは弱い人間だから」と自分を責めてしまいやすいところです。こうした気持ちは時を追うごとに睡眠障害やパニック症状へとつながり、やがてうつ病へと進行してしまう可能性があります。

https://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/hsp/
新宿ストレスクリニックHPより引用

では、どのように向き合えばよいのでしょうか?


 

 

HSPを知って、自分自身で受け入れ理解する

HSPを知った方に伝えたいこと

みさきさんご自身もHSPと公言していて、HSPという概念と出会ったきっかけについて

悩む方に向けたメッセージがあります。

そもそも自分は、周りと変わっていると思っていた。

本屋さんに行くのが好きで、自己啓発、心理学の本を見ていた時に「些細なことですぐ動揺するあなたへ」という本があって、自分のことだと思い購入して読んだのがきっかけでHSPを知ることになりました。

J-WAVE STEP ONE 番組より引用

HSPという特性・概念があることを知って、自分自身に受け入れれば、周りと異なった自分が変わっているわけでないことが解り、気持ちが楽になって、対応・対処法も見えてきます。

これまで感じてきた、我慢してきたその感覚は、勘違いとか思い違いでないため、我慢したり隠したりせずにしっかり自分で認識することが大切なんです。

HSPは、自分の持って生まれた才能・個性

周囲の状況に敏感であるということは、集団活動・社会・会社組織において自分の武器になります。

 

生まれ持った才能なので悩む必要はないと思います。

 

私もそうですが、意識しなくても普段から、情報を得ようとアンテナをビンビンに張り巡らされる状態になるから、取捨選択(ある意味聞こえないふり)をして必要な情報だけを活用するようにすればいいんです。

 

私は、才能・個性として受けれたいと考えます。

 

次に、自分に受け入れることが出来ても、神経が高ぶった時には、感情・気分のコントロールが難しいのでこうなる前の対応・対処法についてです。


 

 

対応・対処方法2つと効果

ただ、神経が高ぶった時に自分を落ち着かせる方法については、必要だと思います。

この状態になってしまうと感情、気持ちのコントーロールが難しくなってしまうんです。

 

対応・対処方法については、みさきさんのおすすめが効果的です。

手の甲や腕を優しくなでること


手の甲や腕を優しく撫でることは、どこでもできる方法で、通勤通学で電車バスに乗っているときや気分がモヤモヤしたときにすると効果的との事でした。

 

実際、これが結構、気持ちが落ち着き、効果が高いことが自分自身で実証できていて、気が付くと手をスリスリしている時があります。

必ず1人になる時間と場所を確保する

公園とかで自然と触れる時間があるとよいとのことです。

人間がいるとダメ、その人の感情をいちいち自動的に読んでしまうので、人がいないところがいいようです。

 

1人の空間に身を置くと刺激が遮断されることが大事です。

 

また、極端な方で、ある主婦の方は、リビングのソファーの後ろの隙間に、自分のスペースで1人になれる時間を過ごす方もいるようです。

 

私も、たまに1人で過ごしたくなる事もあり、公園とかで何も考えずにのんびりしたい事があるので共感できることがかなりあります。

 


 

 

効果について

対応・対処をすることで、自分が何を考えていたとか、慌てていた気持ちがだんだん落ち着いてきます。

 

HSPの人は、1人になることで何も意識しなくても自然に気持ちが回復してきます。

まとめ

 

・HSPは病気でなく、特性・才能として自分自身で受け入れて理解をする。

・気持ちが高ぶった時に自分自身で対処するには、1人になること。

今回アドバイスで出演されていたみさきさんは、気持ちが不安定になったら、トイレに逃げ込むということを実践しているようです。

 

家の中は、限られた空間になり、1人になれる時間が少ないので、自分を保護、ケアするような行動をすることが大事です。

 

対応・対処法でも効果がなく、1日中憂鬱の状況や物事に喜びや興味が持てないことが続く場合は、早めに病院を受診されることをおすすめします。



また、周りにHSPかなと感じる人がいたら理解してあげることも大切なので、偏見でなく、5人に1人の『個性』として暖かく見て欲しいと思います。

コメント

  1. […] ↓https://elmoume.com/byouki-hsp-taiou-osiete/病気じゃない!HSP(Highly・Sensitive・Person)の対応・対処を教えて! […]

タイトルとURLをコピーしました